6月からOJTで教えるとかじゃない”正式な”部下がついています。私にです。新卒で入った会社でうつ病になってやめてしばらく無職して空白期間を作った私にです。部下ですよ?なんならたぶん部下より私の方がビビってますよ?いいんですかね?
この部下の人ね、なんていうかね、なんともいえん、まぁ普通の人ですわ。感想がこうなるのは私に観察眼がないからです。ひとまず昔書いた記事の様に、自分がされた嫌な事だけはするまいとじっくり観察しているつもりなんですが。
とか、こうやってじろじろ見てたら向こうが緊張してしまっていい結果にはならないかもしれんな、とかもいろいろ考えて堂々巡りですよ。とりあえず怖い人にだけはならんとこうかと。
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まぁまず率先して定時帰りをして彼も帰らそうと心がけました。ここから始めてるんですが、こなれてきたか、彼が先に帰るようになりました。良い感じです。いま部下ついたひとの研修とかフォローアップが定時後にありますから。これのために部下を帰らせないってもう組織としてダメですからね。
・・・というようなことをその研修で言ったらなんかみんな「?」ってなってました。「先輩より先に帰るな野郎」はさすがに絶滅してるんですが、まだ何か変です。
私は部下からの忠誠心みたいなの感じたら多分プレッシャーを感じて病むので、「こいつちょっとダメなヤツだな」と思ってもらってるくらいが良いというのが1か月たってみた印象です。
「あーそれ俺も苦戦したヤツやな」が口癖くらいになってます。これって私が新卒の頃、上から言われて安心したひとことでもあったんですよね。だから使いまくってます。もはや森羅万象すべてに苦戦した男です。
私の場合これまでに出会った「あの人についていけば安心だ」とみんなから言われている人はことごとく苦手なタイプだったんです。後輩や部下の方ばっかり見て仕事するわけじゃないですけど、先輩、上司としての自分は「あの人についていこう」と思われないようになろうと思います。
積極的に変なヤツでいようという訳じゃないですが変なヤツ扱いは上等です。心がひん曲がってるおかげで生き残ることも役に立つこともあるんですよ。ダイバーシティってやつですね。部下が変なこと言ってる時にそのこともってその人を褒める、そんなオジサマでありたいなと思っています。