ブロブロスキーのブログ

スキーと釣りが趣味の院卒の30代オッサンのブログ。気まま、手軽、あるがまま

YMYLでも体験談系は個人サイトがある程度生き残ってほしい

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2019年3月のgoogleの検索エンジンアルゴリズムのアップデートで当ブログの禁煙体験談が吹っ飛びました。これに釣られてドメイン自体もちょっと弱くなった気がします。

 

こう書いても、わかるのはブログ等のwebサイトを持っている人くらいでしょう。要するに、ページ自体は消えていなくて存在しているけど検索に引っかからなくなったんです。

 

google先生は2017年ごろから美容や健康・医療に関する情報、金銭に関わる情報(YMYL:Your Money or Your Life)について熱心に検索結果をいじっています。具体的には、これらの情報に関して、大学や研究機関のドメイン、大企業公式のドメイン等、権威を重視する傾向が強まっています。

 

これはよくわかる話です。どの馬の骨ともわからん検索エンジン対策ばっかり得意なアフィリエイターが書いている医療の情報が検索上位を独占していたら事故につながるかもしれないし、変なデマが広がるかもしれない。納得のいく話です。ですが、ですよ。

 

 

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例えば禁煙する人がネットで情報を探すとしましょう。たぶん、指示や誘導をされなくても最初は医療機関のページや製薬会社のページを見るでしょう。ニコチン依存とはどういう状態の事なのか。禁煙したら何がどのくらいの確率で起こるのか。禁煙を補助するなにかがあるか。あるなら、どんな作用なのか。どう使うのか。こういうことを調べるからですね。

 

一通り調べ物をしたら、禁煙をしたいと思う人はその後、何が読みたいと思うでしょうか。

 

割と、個人の体験談読みたくなると思いませんか?

 

禁煙を開始した。1日我慢出来た。そしたら次は、「個人の体験談の禁煙2日目」の情報が欲しくないですか?

 

最近のアップデートは、これを結構、検索圏外に吹っ飛ばしているんですよ。「体験談」と検索窓に入れても、医療機関に寄せられた成功体験談が真っ先に出て来ます。これじゃなんか「ライブ感が足りない」と思いません?(私はそう思うんです)

 

同様に、権威性のない個人の「闘病」系のサイトも順位を下げられている傾向があります(医者が運営する個人ブログが吹っ飛んだ例もあります)。情報をもらえるのが研究機関や公式サイトなら、勇気をもらえるのは圧倒的に個人のサイトなんですよね。勝手に応援したり仲間になることもできますし。

 

そりゃー、オカルト療法が拡散したら大変なんですが、それはわかるんですが、別ルートでもいいから体験談系の個人サイトにリーチする方法が担保されててほしいなぁというのが吹っ飛ばされた感想です。これ自分で観測しなかったら別に何とも思わないようなことなのかもしれませんね。私が禁煙体験談書いていなかったら気付きもしなかったかもしれないです。