「加熱式にすれば比較的健康でしかも電池の問題でチェーンスモーキングにならないから経済的」と語った友人に、ひとこと「やめりゃいいんだよ」と身も蓋もないことを言ったことで不機嫌にさせてしまいました。考えてみれば自分が喫煙者だったら確かにそれは「無神経」という風に感じたかもしれません。こういう言葉が口をついて出たという事はもう完全に気分は非喫煙組なのです。とはいえ1年も吸ってなければ喫煙がどんな感じだったか完全に忘れたかというとそんなこともなく、いまでもたまにタバコを吸う夢もみます。依存症というのは治らんのですね。
今日でちょうど禁煙開始日から1年になりました。
禁煙開始日はこの記事ですね。
ちなみにこのシリーズ記事は禁煙開始1週間前から始まっています。はじめから読まれたい方はこちらへどうぞ。
もう忘れてしまったことの方が多いですが、1年経った今あらためて振り返ってみる事にします。
目次
スポンサーリンク
禁煙は川を渡るようなもの
なぜ川なのかというと、ちょっと頑張って越えてしまえばもうせっせと泳がなくても楽チンだからです。しかも「医療」という先人がロープと橋頭堡を築いてくれていますので、エイヤと飛び込んでみればロープを伝って対岸に上陸、禁煙できるようになっています。後で振り返ってみてもやはり「我慢」という要素は私の禁煙体験にはなかったです。
禁煙補助薬がなかったら・・・
私は禁煙できなかったでしょう。たぶん。チャンピックスでタバコが不味くなる準備期間に「不味いなぁ」と思いながら喫煙したのが決め手になっています。これをすっ飛ばしたらきっといつまでも「我慢」の状態に陥り、当然人間はそういうのには耐えられないから失敗すると。
だからこの「我慢しない」に気付ける人はチャンピックスもいらないでしょうし、そういう手助けをする本なんかも出ていますよね。読んでないので紹介しませんがきっとそういう仕組みの本なんだと思います。
余談:偶然にもこの記事を書いた日に値上げのニュースを見た
ついにひと箱500円時代に突入という感じですね。自販機の缶ジュースでもそうなんですが明らかに増税分より多く便乗値上げして、しかも次の増税時にも相殺させることなく増税分以上便乗値上げするんだからひどいもんです。みんなそれ知ってて別に騙されてるわけじゃなく、チクショーと思いながら買う。私もかつてそのサイクルの中にいたんですが、ひどい絵ですよねこれは。自覚ある被搾取というのは実に悲しい。