ブロブロスキーのブログ

スキーと釣りが趣味の院卒の30代オッサンのブログ。気まま、手軽、あるがまま

何故かスポーツ(とその報道)の場でだけ許されていること

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まぁ最近なんて言ったら「最近じゃねーよ」ってツッコミが入りそうなくらいの、日大悪質タックル問題でもそうなんですが。

 

そのスポーツがルールで禁止している以前にそもそも法律で許されていないことをバッチリやってしまっているのにグラウンド内ではなぜ最初はスポーツのルールで裁こうとするのでしょうね。学校で校則が法に優越してたり、会社の暗黙のルールが法に優越してたりすることはこの国では何故か珍しくありません。何故か、と書いたのは普通はおかしいという事ですよ。

 

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今日、どことかリンクはるのもいやなので少しぼかしますが、こんな記事を見つけたんです。「阪神のリリーフ投手二人の見分け方!」ちなみにこの二人はドミニカ共和国出身で髪型は二人ともドレッドヘアなんですが、べつに全然似ていません。動画でも写真でも、背番号も背中の名前見なくても100パーセント見分けられます。でもこの記事では、ちょっとふざけた感じで、「見分けはつかない」というような結論に導かれて終わっています。この記事、面白いでしょって感じで。

 

あれは完全にナメています。中南米系の黒人は見分けがつかないという風にいじっても問題ない、という無知ゆえにやっているのでしょうが。例えばアメリカで、背格好が似ている「ダルビッシュとオオタニの区別がつかない、見分け方は?結論、見分けはつきません!」なんて記事が大手スポーツ新聞から出ていたらどう思います?いや、見分けはつくだろ!とかそういう程度のレベルのツッコミ入れますか?もうそういう問題じゃないですよね?それとも去年のグリエルみたいに目じりをクイッとやってこっちがダルビッシュ、またクイッとやってこっちがオオタニだぜ!とか言いますか?それはないでしょう?あり得ないのは皆さんお判りでしょう?

 

何が言いたいかっていうとですね。あの記事は差別そのものなんですよ。

 

以前ね、金本監督が、新井の2000本安打が近いときに「阪神戦で打ったらマテオとドリスに花束持って行かせる」と言ったんですよね。あれもそうですよ。それ面白いと思ったのなら、そう思った人もヤバいんですよ。それ、なぜ面白いんですか?考えてみてくださいよ。私はそういうのダメだと思いますけどねー。

 

サッカーはそういうのない?いいえ、めっちゃありますよ。探してみてね。

 

スポーツ界、スポーツ報道界には、ポリコレ棒持って暴れる人、必要だとおもいます。