私がまだ大学入ってちょっとのころくらいから1試合も休まずに試合出てた野球選手がいたんですねぇ。何か鮮明に覚えているんですよ、「長く野球をやりたいから天然芝のホームグラウンドが良い」と言って阪神を逆指名したんです、鳥谷選手は(私の記憶では)。違ったらすみませんね、私の記憶なので。
私なんて彼より何年も後に仕事はじめたし、うつ病で仕事休みまくりましたわ(過去記事参照)。無職もちょっとやりましたし。
でもね、この話持ち出してから言う話かどうか知りませんけどね。人間なんて、生まれもった遺伝的要素で、その環境に、全力で「適応」してるだけですよ。全員、全力で、ですよ。適応してるだけです。誰々は甘えで誰々は頑張ったとか、そんなものは一切無いと私は思ってます。
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私は趣味が高じて、生きものを繁殖させて育てたりしています。それを欲しい人に譲ったりとかもしています。別に自慢の趣味とかじゃないんですが、難しくはないけど専門家がやると高価だったりする生き物です。
そこで生まれて育っていくヤツ、途中であっさり共食いされるヤツ、原因もわからずに逝くヤツ、水槽の中なのに行方不明になるヤツ・・・いろいろいるんです。メチャクチャ手厚く育てているつもりです。でもこういうことになる。そこで私は大きくならない奴が甘えだなんて思ったことはありません。あいつらは全力です。全力で、生まれた環境に適応しようとしています。
で、その生きものが犬だったら・・・?猿だったら・・・?途中で適応できなくなったりする(その結果生きていけなくなる)のは甘えで怠けなのでしょうか。そういう風に、わずかでも感じますか?私は感じません。彼ら全力で生きていると思いませんか?飼いならされたヤツだって。それは活きるために適応したのだと。
その生きものがヒトだったら・・・?あれ?私ですら、「いやいや、そこはおまえもっと頑張れよ」って言いそうな場面があります。でも今の私の持論では、これは全力の適応の結果。このヒトは「全力」なんです。なんでヒトだけ違うのかって、死ぬのが許されてないからだって言ってしまえばオシマイなんですが(ヒトだけ、ヒトにとって、死んではいけない)。ヒトだけ特別でヒトだけは甘えてはいけない存在?ヒトだけは死にそうだったら生かされて、死んではいけなくて、保護をされてもいけない?から。
ヒトぶぜいが、なにを傲慢な(笑)と思いませんか?ヒトがヒトにだけ「このヒトは全力ではない」と判断するあたりが、ですよ。
そう、言及は敢えて避けていますが「うつ」とか「発達障害」とかの「診断済みか否か」でマウント取ったり「甘え」認定したり「なんちゃって」認定したり。それって何なんっていう記事がこの記事の執筆当時少し話題になっています。
それ見てわたしは、この記事に書いたようなことを思い、「ヒトぶぜいが」、と思うのです。それだけです。