楽しみにしていた冬季オリンピックが終わりました。いま五輪ロスです。産経とかそのへんの界隈では史上最悪のオリンピックになるとか言われていたけど、蓋を開けてみれば男子スキージャンプの一部と女子スノーボードスロープスタイルの一部が天候で可哀相な結果になったくらいで、大会運営にさほど大きな支障はなかったように思います。
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何と言っても今回のオリンピックでは文句なしの史上最高のレジェンドが誕生しました。チェコのエステル・レデツカ選手です。アルペンスキー競技とスノーボード競技でダブル金メダルです。
これがどれぐらい凄いか、人によっていろんな表現がなされていますね。「テニスと卓球で世界一になるくらい」とか。私が表現するならこれは、「サーフィン競技」と「ツール・ド・フランス」を制するくらい価値があると思います。特にアルペンスキー競技というのは子供のころから英才教育しないと世界で通用しないというのが’(日本では)常識です。それを「本職スノーボード」で制するんだから、もう神がかってるとしか言いようがありませんね。これは永遠に語り継がれる栄光と言っていいでしょうね。しかもお父さんはロックスターと来てる。プラハには銅像が立つでしょう。
他にもレジェンドは生まれましたよ。半世紀以上ぶりの男子フィギュア連覇の羽生、それも十分凄いです。彼が次の北京でまた勝てば間違いなく歴代最高のスケーターと誰もが認めるでしょうね。期待したいところです。
そして忘れてはならないのが「そり種目」です。韓国勢がスケルトンで金、ボブスレーで銀。これも歴史に残る快挙でした。そり種目って日本ではまるでマイナー種目扱いですが実は世界的に人気があって、冬季五輪ではアイスホッケーに並ぶ花形の種目だったりします。ですが、これまでアジア勢の出る幕なんてなかったんですよ。その壁を韓国勢が突破した。これは歓迎すべき事態ですよ。無条件に韓国嫌いな人には解らんでしょうが、本当に画期的な事です。日本選手もこれに勇気をもらって頑張ってほしい物です。
最後に個人的な事を書かせていただくと、モーグル競技で日本男子選手が銅メダルを取ったこと、それが私の押していた原選手であったことはほんとうに勇気をいただきました。自分もコーク720「Dグラブ」練習してみようかなという気持ちになりました。
ああ、オリンピック終わってしまったんだなぁ。
3月初頭のモーグルワールドカップ田沢湖大会、今からでも観に行こうか少し迷っている自分が居ます。