今日は当然のように有給をとってモーグルを観戦しました。
まず女子ですが。村田選手、正直準々決勝行けるか微妙だと思ってましたが、強豪選手がみんな守りの滑りをしすぎてタイムが遅すぎます。村田さんがフルツイスト入れてあのタイムなら、いけて当然ですわ。
男子。原大智は何で前評判低かったのか知らないけど、あれくらい普通にやる選手ですよ。もっとスピード出せる選手です。爆発すれば上位に食い込めます。
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女子は正直メダル争いは1発で決勝に行けなかった人も含めてペリヌ・ラフォン、アンディ・ノーデ、ジャスティン。そこにクロエ、ジェーリン・カーフ。で、ユリア・ギャリシェヴァ。あと本来なら本命のブリトニー・コックスです。ただ、みんなあんなにタイムでないなら、「フルアタックしてコケなければ」村田選手にも可能性はゼロじゃない。そう思わせてくれる試合展開でしたね。
じゃあ男子。私の期待していたマット・グラハム、ドミトリー・ライヘル、ベンジャミン・カベ、フィリップ・マーキス、この辺りはドミトリー以外みんな予選用という事で抑え過ぎです。スピード足らないからあんなに点数でないんですよ。オリンピックで全力アタックしないのが致命傷になるのは伝統的に見られた現象のはずです(上村選手も3大会はそうでしたからね)。学びましょうよ。トロイ・マーフィーはその辺ちゃんと五輪用にフルアタックしてましたよ。
あれなら原や堀島が上位に食い込んで当然です。攻めてましたからね。ミカエルはもう相変わらず別次元でしたが、決勝で堀島が90点台出せば焦ってミスすることもあり得ます。それくらいしか勝機がないでしょう。原だってスピードに関しては堀島に負けないくらいの力を持ってるんでここ宣伝しときますよ。
予選2回目。ここからは男子に絞りますが、たぶん西選手も遠藤選手も本来の滑りをすれば準決勝には行けると思います。そして、フルアタックすれば上位にタイムで競り勝てる滑走技術があります。(モーグルは結局、ここなのです)
残りは、カナダのマーキス。アメリカのウィルソン。フランスのベナ、韓国のチェ・ジェ・ウ辺りは実力者として予選2回目勝ちあがって当然出てくるでしょう。堀島的な爆発力ならアメリカのエメルソン・スミスは面白いですよ。
フリースタイルって、ウマいからって守りに入ると嫌われるんです。攻撃的に攻めまくって爆発力発揮すると好かれるんです。そういう要素が面白さの秘訣、「フリースタイル」なんですよね。注目してみていくといいと思います。