もうしばらくは「チャンピックスで禁煙」記事です。
この記事郡の第1弾はこちらです。初めから読みたい方はどうぞ。
さて、日本語の説明では8日目には完全禁煙開始、すなわち朝から吸ってはいけないということになっています。医師からもそう説明を受けています。
ですが、私はイギリスの製薬会社であるファイザーのイギリスの公式サイトで読んで、8~14日目の間に禁煙開始日を自分で設定することにしたんです。
結局設定したその日は、日本語版の禁煙開始日と同じ8日目なわけですが、この日は1本だけ吸うと事前に宣言していました。
どうしても薬が最大量になってからの煙草のマズさを確認したかったのも理由の一つですが、自分で決めたんだぞ!っていう覚悟みたいなものを得るためでもありました。
詳しくはこの記事で。
この宣言通りに事を運ぶため、事前にタバコを1本だけ残して後は折って捨てておきました。
目次
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チャンピックス8日目(禁煙開始 2017/08/15)
寝起き、いきなり喫煙欲求に見舞われます。冷たい水を飲んだらおさまりました。そう。喫煙者の方ならわかると思いますが、喫煙欲求が一番強いのは寝起きです。だって、一番間隔空くのここですもんね。ここを我慢できたら身体依存に勝ったも同然。
よく考えたらチャンピックスのおかげで、前日(7日目)の寝起きのタバコも別にウマくなかったなぁ、と思えるくらいにはなっていました。
落ち着いてから朝食をささっと作って食べ、この日からさらに倍量(朝夕0.5mgずつ→朝夕1mgずつ)になるチャンピックスを服用します。あ、この日もお盆で仕事は休みです。
今まで副作用は一切出なかったと書いてきましたが、私は長年のうつ病で数多の抗鬱剤から抗不安薬にその他いろいろ飲んできましたからもはや副作用が出ていてもそういうモノに慣れてしまって感じないのかもしれません。逆に言えば、精神科のお薬に比べたら私に出た副作用は「副作用かな?」と疑問に思うほどでもない、大したことのないモノだったということです。
朝食後も、当然のように喫煙欲求がふつふつとわいてきました。でもこれも冷たい水を飲んでスルー成功。
「いやー吸ってもマズいしな」
とかなんとか考えているうちに服薬から30分が経過しました。朝9時。最後の1本を吸うと決めていた時間がやってきました。
さあ、最後の1本。咥えて火をつけます。
揺蕩う副流煙が真夏の朝の温い風に乗って空に溶けていきます。まるで恋い焦がれる切なさにも似た喉への刺激を求めて、口腔内に少し溜め込んだ煙をスッと肺に吸い込みます。
「ウm・・・マズゥイ!」ポイッ
こうして最後の1本は贅沢吸いで終わりました。
この儀式を経て私は灰皿とライターをすべて捨て、禁煙を開始。
この日は読書もせず、散歩もせず、釣りにも行かず、執筆もせず、じっとテレビを観ていました。喫煙欲求が起こらないように。そしたら不思議と、タバコのことはあまり頭に浮かびませんでした。
ただし昼食後は、いつもタバコ吸ってる位置に座って
「あ、やめたんだった」
という事はありましたよ。
実は夕食後も同じことをしました。風呂上がりも同じことをしました。だけど、これらは吸うための予備動作をしたにすぎず、喫煙欲求というほどのものではありません。「あ、やめたんだった」と思い出したらへっちゃらでした。
チャンピックスはタバコ不味くなるだけじゃなくて、ちゃんと喫煙欲求も抑えてくれるんだなぁ…と改めて痛感しましたね。タイトルに「1番苦しい日」と書いてますが別に苦しくなかったです。
無事眠ることもできて、なんだか翌日以降の禁煙生活への自信が湧いてきた1日となりました。
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余談:2週間遅れで禁煙記事が書かれているワケ
この禁煙記事郡がリアルタイムで書かれていないのには2つの理由があります。ある意味今後のネタバレも含むのですが。
①チャンピックス服用はじめてもタバコ吸い続けたら恥ずかしい→禁煙開始まで秘密にしとこう!
②禁煙開始したらブログ書いてるとやたらタバコが吸いたくなってくる→もう少し吸わないのに慣れてから書こう!
と、こんなしょうもない見栄と離脱症状のせいで今このタイミングで禁煙記事をアップしているという訳です。
つづく