チャンピックスで禁煙シリーズ記事です。
これは4記事目ですので、はじめから読まれる方はこちらへどうぞ。
前回の記事はこちらです。
この記事では薬の量が0.5mg×2(朝・夕)で維持されるチャンピックス服用5日目から7日目の事を語っていきますよ。
ところで前回の記事の余談でチャンピックス服用後の禁煙開始日の設定について語りましたが、これに則って私は服用8日目に禁煙を開始することにしました。
日本のチャンピックスのルールに照らし合わせると1日オーバーすることになります。これは医師にも相談していない完全なる自己判断です。なぜそうするのかというと、自分で決めたいのと、1mg服用後のタバコのマズさを確認したいからです。
はい。では、日を追って禁煙してない禁煙日記を綴っていきましょう。
目次
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チャンピックス5日目(2017/08/12)
チャンピックスを服用しはじめて、明確に「タバコが不味くなった」と感じたのはこの前の日、すなわち4日目の夕食後の一服の時でした。
この日は起きがけの1本から、なんかタバコを吸ってもスカスカな感じがします。喉越しが悪いと言いましょうか。
お盆の土曜だから、人混みを嫌って午前中は読書とネットでつぶし、午後はクソ暑い中約3時間ウォーキングをしました。
トータル27本でフィニッシュです。我慢は全くしてないのに確実に減ってます。そして本格的にタバコがマズくなってきました。副作用は感じず。
チャンピックス6日目(2017/08/13)
5日目にタバコがマズくなってきたことを受けてこの日、「どのタイミングでタバコが欲しくなるのか」ということに集中して過ごしてみる事にしました。
そこで、強い喫煙欲求があったタイミングを、過去も振り返りながらまとめてみました。
・寝起き直後
・食後
・風呂の後
・運動の後
・魚が釣れた後
・仕事の後
まぁわかりきっていた事ではあるんですが、なにかやって「一区切り!」っていう時がメインのようです。このパターン以外にもありました。タバコ吸いたくなるタイミング。それは、
・読書で章が変わるとき
・家のパソコンデスクに座った瞬間
・ブログ等の執筆中
これは今まで無意識に、このタイミングでタバコを吸っていたということなんでしょうね。ほかの時間に吸うことでこれらのタイミングを意図的に外して(しかもマズい)タバコを吸ってみると、不思議な感覚がしてきたのです。
「これって吸う必要ないんじゃね?」
非常に大切なことに気が付きました。禁煙せずして「習慣依存」を半分くらい克服したと言ってもいいでしょう。(言い過ぎです)
とはいえこの日も喫煙本数は28本でした。副作用なし。
チャンピックス7日目(2017/08/14)
自分の宣言した禁煙開始日が翌日に迫ってきました。(1本わざと吸うつもり)
この日は「気持ちの整理」をしました。私の場合は単純明快、ノートに箇条書きですが、マインドマップでも付箋紙でもなんでも使って視覚化するといいですよ。
書き出してみると私は禁煙が怖いということがわかりました。理由もなんやかんやいっぱい出てきましたが、結局「なぜ?」を繰り返してるとこれ。これに行きつきました。
「離脱症状が出るのが怖い」
そもそも私が10年以上禁煙できなかった理由は、これだけだったのです。だって、そうでしょ。やめたいと思ってるのにやめられないのは、やめる時に起こる嫌なことを恐れているからですよ。
いま、それを緩和させる薬を飲んでいます。幸い、変な副作用も出ていません。そして、禁煙開始から翌日は丸1日休みが取れる。最悪、導入剤をさっさと飲んで長時間眠ってしまえば、いつの間にか離脱もなくスッキリ!になるんじゃないか?と感じていました。(この時は。)
はい、この日はトータル27本でした。副作用もなしです。
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余談:チャンピックスは脳に作用するから怖い?
巷では脳に働く薬だから怖いとか危険とか言われてますが、胃薬だって脳に作用して気分に影響与えたりするんですよ。それが転じて抗うつ剤にも応用されている薬があったりしますね。多くの人がそういうこと知らないで既に、脳に影響のあるもの飲んでます。
そもそも、ニコチンやエタノールこそ、脳に作用する薬物、その最たるものではないですか。これらを無制限に摂取してる人間が言う台詞か!
だいたいからして、脳に働く薬を飲むことに抵抗があるっていうのはきっと抗精神病薬とか向精神薬などに対する偏見だろうと思います。それ根底にあるのは差別意識なんですよね。ニコチンやエタノールよりよっぽどマシなのに。無自覚にマイノリティーにケンカ売ってしまうのって怖いことですよ。
つづく