大阪駅からヨドバシカメラに一気通貫のペデストリアンデッキが今日、開通しました。
あそこにヨドバシできて、もう15年くらいでしょうか。私のような田舎から出てきた「地下街?なにそれ?」な人間は地上からヨドバシ梅田にアプローチして玉砕していたわけですよ。
慣れていない人は、文明の利器であるスマホの地図アプリを駆使しようがまぁ辿りつかないこと。ところが梅田に慣れている人にとっては別段、行くのは難しくも遠くもなかったんです。
あえてブロガー視点で言うなら「梅田 ヨドバシ 行き方」で検索上位をとれば相当数のアクセスが見込めたのではないでしょうかね。実際のところは知りませんけどね。
数回行って慣れてしまった人にとっては、特別な事ではない。知らない人は行けない。これ雑記ブログの格好のネタですよね、秀でた能力が必要なわけでもなし。
そして今日をもってその需要は無くなったという訳です。「不便、わかりにくい」は誰かのメシのタネになっています(この言い方はよくない)。便利になってチクショーと思ってる人もちょっとだけいる。だからって便利にするなという話ではないですよ、私がこの需要に気付いたのが今日だったというのが致命的にトロいなぁと思った話です。
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まぁ、トロくてもいいか
このブログはほぼ日記で埋め尽くされていますし、そういう使い方していますので私はトロい!と嘆くつもりはありません。趣味の魚釣りで言うならば、向こうアワセで運営していますから。
それで大物釣れたことが、一度だけあります。
自分が苦労したから後進には苦労させない論
これです。トロいのは簡単に改善しませんが、気付いたときにこの論を唱えましょう。世の中には逆(自分が苦労したから、後に続く人が苦労しない時が済まない)の人がたくさんいますけど、苦労そのものを強いるのも賛美するのも無意味です。
ブログに「ここは私も苦労しました、大変でした、お前も苦労しろ」って書いたって意味がない!ブログだったら意味ないだけで済みますが、仕事で部下に言ったらそれは罪ですよ。自分が到達してるレベルまでは一番簡単に行ける方法を述べるべきです。
「先端を行く者」を増やそう
哲学を起源に持つあらゆる学問には、そして人生には、「全クリ」は無いんです。
例えばRPGを全部攻略本片手にクリアしたらそれは作業でしかありませんね。でも人生や学問を全クリした人はいないので、そもそもそれらを全クリ出来る攻略本は作りえません。
現時点の先端に立とうとする人を先端へいざない、攻略を加速してもらうことに協力するのもまた、学問の発展やより良い人生につながるのです。これは先端ではなく途中にいる人でも、途中までの地図を書くことで貢献しうるものです。
それが「自分が苦労したから後進には苦労させない論」が行きつく先なのです。ある「先端を行く者」が、ヨドバシへの行き方をwebに公開しました。またある別の「先端を行く者」は、ヨドバシへのペデストリアンデッキを作りました。これで迷わずヨドバシ梅田に行けるのです。どちらも人生の攻略本を書き進めた人たちなのです。
はい、もう自分でも意味わからなくなってきました。意味わからなかった人、苦労して解読しなくていいですよ。