3月に行ったスキーで怪我した右手親指が痛いままです。釣りに支障が出ています。この記事で書いたやつですね。
昔、スキーで同じところを怪我したことがあるんですけど、その時は数か月後に別のけがでレントゲンを撮った時に「骨折の形跡がある」と言われたんですよね。
えっ?てなりますよね、だって私はその折れた親指でその後ずっと野球部で投手をしてたんですから。いや、そりゃもちろん痛かったんですけどね。折れてるなんて思ってなかったんです。外科に行ってもだいたい湿布出されて終わるのがオチだと思ってたんで、その時いかなかったんですよ。
結局、骨折に伴って指周りの靭帯が伸びたまま治ったみたいで、以来親指の付け根の関節がゆるゆるで治らず、カーブのコントロールができないクソ投手になりました。もともとクソPだったので輪をかけてですね。
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約20年を経て、いま同じようにして怪我して1か月たって痛みがひかないのでまた同じように骨が折れてるんじゃないかと心配になっている所なんですが、もう今更行ってもねっていう感じです。ギブスなんてされても趣味ができなくなってストレスですから自然治癒に任せようと。
こんな無茶なことをしていると思うのですが、この程度のけがでも医療なんて存在しなかった時代には致命傷になっていたかもしれないってことですね。たとえば狩猟民族なら利き手で攻撃ができない、モノが投げられない。それじゃ役立たずですからね。そういう世界だったら、今までしてきた怪我の事を考えると私はとうに死んでいるかなぁ。
レントゲン撮らないと骨折れてるってわからないんだから別に指が変な方向むいてるとか、そこまでじゃなかったら誰も同情してくれませんしねぇ。
そう、これは現代の精神疾患にも当てはまることですね。いくら痛いと叫ぼうが泣こうが、申告しないと怠けと見分けがつかない。
今の私のようにうつを隠して服薬しながら仕事してても気づく人いませんからね。私の今のパフォーマンスが本来のものとしても需要があるから私はお給料もらえているというだけで、隠したままうつ状態が底まで落ちて仕事に行けなくなっても、申告しない限りは誰も「コイツうつなのでは・・・?」と感づいてくれることすらないでしょう。怠けと見分けつかないでしょうからね。
今ちょうどよく骨折の話から入りましたので言っておきますが、親指骨折したまま野球でピッチャーするより、うつ病で仕事する方が断然つらいです。そういうわけだから、骨折しながら片手でヒット打った金本よりうつ病で仕事するほうがつらいでしょうね。当ブログで阪神の話題がちょいちょい出てくるのがなぜなのかはお察しです。
辛い思いをした方が人間性が成長するとかいう通念じみたものが正しいと思うならば、あなたの職場のうつ病患者は尊敬に値すべき人間のはずです。私は正しいと思わないので、我慢大会みたいなしょーもないことはごめんです。仕事って、誰かのしんどいつらいを快適にするためにあるんじゃないんでしょうか。少なくとも、つらい思いをするためにあるんじゃないのは確かです。