今日たくさん仕事の予定が入りました。ツラい。私が「予定」を入れると「今」に集中できなくなってしまう、という話は何度かこのブログで語っている通りです。
次やることだけが頭に浮かんでいるとちゃんと動作するんですが、その次がチラつくと途端に集中力がなくなる。これは、私がマルチタスクが苦手であることも示しています。同時に2つのタスクが迫ってきた時にも、結局順序をつけなくてはならないからです。
ひとことで言うと「頭が悪い」のでしょうか。なるほどそれはそうかもしれません。頭が悪いから、同時に物事を考えられない。別に破たんした考え方ではないですね。
ところで、それで「俺論理」は通せますけど「これは悪い」とだけ認定する行為には何の意味もありませんよね。これ、結構いろんなところで見かけるコミュニケーション形式だったりします。「悪い」はその人が悪いと思っている、いろんな言葉に置き換わります。
「甘え」「怠け」「アホ」「世間知らず」「ケチ」「卑怯」・・・
まぁなんでもいいんですが、その人の価値観の中で「悪い」と思うことに対して「悪い」とだけ表明する。認定する。こういうのがあふれかえっている気がします。これって意味ないですよね。
目次
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小学生の感想以下
小学生が「おもしろかったです」「つまらなかったです」と感想を述べるより、さらに意味ないですよね。
小学生の感想は、語彙が少ないだけで自分が感じたことをちゃんと述べているのに対して、「悪い」だけ認定することは本当に何も述べていない。
あえて深読みしてさしあげれば、「自分の考え方のキャパが小さいです」と表明しているに過ぎないのではないですか。
私は空気を読まない
それは「悪い」の言葉の裏を読んでいないからお前が「アホ」なんだよ、「善くなれ」という意味なんだよと教えてくれなくても結構ですよ。言いたいことはわかります。「察して思い通りに動け」ってことですよね。もちろんお断りしますが。
なるほど意味がないかと思っていましたが、悪いと表明することによって相手に説教をして反省を促していると考えることは出来そうです。こういう事をする人は困ってるんですね、相手が思い通りに動かないから。
でもそれが自分のキャパを超えているから、「悪い」とだけ述べてその後の行動・思考は相手任せにして自分を反論されない安全圏に置き、その後の反省の結果も他人事で批評する。こういう姿勢なわけですね。困っているなら困っていると言えばいいのに。
悪いと思うことがひとつある
ちなみに上に列挙した言葉の中に、私の価値観で「悪い」と思うことがひとつだけあります。
「卑怯」です。
実は私もやっていた
「悪い」と認定だけする人は「卑怯」だと思います。そうか、私も同じことをやっているではないですか。卑怯な人に私は困っていて、その卑怯さを何とかしてほしいと表明はしていない。それは卑怯だ。はい、卑怯者の遊びはこれで終わりです。