近地の出張で、カメラを持ち合わせていない時にカワセミに出会ったことで始まった鳥シリーズです。あの時カワセミに出会っていなかったらこの記事郡は存在しなかったわけですが、もう5回目になるんですね。感慨深いものがあります。
バードウォッチングは下手の横好き、使用機材は安いコンデジですから、土日のしかもヒマで天気の良いときにしかやらない長距離ウォーキングのついでにカワセミ様を写真にとらえるのは困難を極め、結局何度か目撃はしましたがこれまで写真にとらえることはできないままでした。
しかし、カワセミ目撃地点や居そうな場所へ行く間や、それを探す中での生きものたちとの出会いはとても有意義で、私の中に「この鳥を見るならここ」というマップがうっすらと出来上がりました。その過程の記事郡はこちらです。基本的に新しく出会った鳥たちを紹介しますから、シリーズには目を通されることをお勧めしておきます。
第1回
第2回
第3回
第4回
これらの記事郡の続きが今回というわけです。今日は吹雪いたり晴れたりする中、6時間も歩いてしまいました。30kmオーバーです。やりすぎだろ。タイトルに「完結編」とあることで、最後に何を紹介するかは察していただければ。トラブル等もありましたが、初登場の鳥メインで紹介していきましょう。
目次
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アオサギ
先頭バッターはこの鳥です。アオサギさん。サギの仲間は水辺で頻繁に見かける鳥ですが、寒いこともあってかなかなか見つけられていませんでした。しかし今回は容易に出会えてしまいました。
なかなか警戒心が強い鳥で、なぜかカメラのフォーカスがアオサギに合った瞬間に飛び去ってしまう、という事が頻発しました。
吹雪いているときはじっとしていて、寒そうに首をすくめていました。寒そうにしてるところが、何か人間ぽさを醸し出しててかわいいです。
モズ
(2017/02/12追記)紹介し忘れていました。
木の枝などに餌を備蓄(放置)する、あのモズです。このかわいらしい鳥があの仕打ちをするというのが、ギャップがあっていいですね。
たぶん、今までも出会っていたんでしょうけど他の鳥と勘違いして私が写真におさめていなかっただけなのだろうと思います。
(再登場)トビ
前回まで飛んでいる所しか撮影できていなかったので再登場してもらいます、トビさんです。前回も言いましたがタカ科のかっこよさは異常だと思います。彼らも、何か「ピントが合った瞬間」に飛んで逃げるような気がします。鳥はロックオンされたことが感知できるんでしょうか。
こちらは地面で何か捕らえた獲物をいじっているトビさんです。う、美しい・・・
こんなに留まっているトビさんを写真に撮れるとは思っていなかったので結構感激したんですよ。
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アオジ
今回トラブルがあったと言いましたが、それはこの写真を見ていただければわかりますが画像サイズが小さいでしょう。それは、私の怠慢でSDカードが満杯になり、途中で写真を選別する気にもならなくて結局カメラの内蔵メモリに保存したからです。ですから、途中幾つか画像サイズの小さい写真が出てくるのはトラブル後に撮影した写真だという事です。
アオジは黄色いお腹がかわいらしいです。素早過ぎて、身近な鳥ですがなかなか写真に撮らせてくれません。
シジュウカラ
これも超身近な鳥ですが、そういえば今まで出会っていなかったですね。そして私の撮った写真がクソすぎて笑えないのですが、結局選別の結果これしかなかったのでここで紹介です。
色鮮やかでかわいくて、写真に撮るには良い鳥だと思うんですが、結局このクソ写真を撮った後出会うことはありませんでした。残念です。
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ダイサギ
アオサギに続いてサギの仲間です。真っ白なサギは日本に飛来する物は3種類ほどいますが、クチバシなどで見分けがつきます。しかしその基準も季節によって異なるため、「夏はこうやって、冬はこうやって見分けましょう」となります。今回は冬で、クチバシが全部黄色いのでダイサギで間違いないと思います。
立ち姿がなんというか麗しいですね。コイツはアオサギよりもいっそう警戒心が強く、近づくこともさせてもらえないうえ、遠くからカメラを向けだけで飛び去ってしまうため、なかなか厄介な撮影となりました。カメラに限界を感じるものの、機材でそれを克服しようというつもりは私にはあまりないです。
陸に上がっているのを見ると、その足の長さがよくわかります。羽根を広げると1.4mくらいになるので、めっちゃデカいです。
カンムリカイツブリ
こちらは泳ぐ鳥です。時々、「白いカワウみたいなやつ」がいるなぁと思ってはいましたが気に留めていませんでした。しかしズームアップして撮ってみると、カンムリカイツブリでした。
え、カイツブリなんて近所にいたのか、と少し驚きました。カワウと間違えるなんて、私の目は節穴か。
キジ
そういえば紹介できてなかった、という鳥のひとつですが、こいつらって都会では会いませんよね?意外と珍しかったりするんでしょうか。色鮮やかでとても美しい鳥です。道路を走っていました。
こちらは雪の藪の中で。
まるで人間に芸術として観賞されるのが目的であるかのような色づかい。生命の神秘を感じざるを得ません。
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ヒクイナ
これは今まで紹介した鳥の中で一番レアな鳥だと思います。もはやカワセミよりもずっと。クイナ、あの有名なヤンバルクイナの仲間ですね。顔真っ赤でお尻は白黒。これも色彩がとても美しい鳥です。
撮影した場所は山にある神社の横の湿地。こんなところにいたのか、と正直驚きを隠せません。正直このシリーズにヒクイナが登場することがあるとは私は思っていませんでした。
目が真っ赤でかっこいいですね。
カワセミ
さて、鳥シリーズの最後の最後。カワセミさんです。SDがいっぱいになってから出会ったもので、画像サイズが小さいのが悔やまれるところです。が一応こいつの撮影が目的だったのですよね。
写真がいくらクソだと言われようが、私はここ最近、これを撮るために歩いていたのです。このクチバシを横に向けたカワセミの写真が撮れているのを確認したときは感涙ものでした。
結局この写真しかカワセミの写真はありませんが、目的を果たしたという事で以後「鳥の撮影を目的にウォーキング」というのはよっぽど気が向かない限りはありません。
「近所で歩いて行けるところにいる」となるとなかなかこのようにまとめて紹介できる新しい鳥がバンバン現れるわけでもなくなってきましたし、いちおう今回をもって完結といたします。鳥だけで34種紹介しましたので、ウォーキングのついでにしては大したものだと思います。
ウォーキングは好きなので、カメラを持ってウォーキングには変わらず出かけますけどね。だから、また生きものシリーズは別の形で出てくると思います。お好きな方はお待ちください。
使用カメラはこちらで紹介しています