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【旅行記】雪の京都散策1~仁和寺編~

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雪が降ったので京都に行ってきました。今日はまず旧御室御所・世界遺産、仁和寺(にんなじ)に行ったことを書こうと思います。今日の旅行記の雪の京都シリーズが少々続きます。

 

仁和寺は平安時代、光考天皇が西山御願寺として着工したことでその歴史が始まります。西暦888年(仁和4年)に宇多天皇が完成させ、以後宇多天王の退位後、明治維新まで皇子皇孫が門跡となり続け、御室御所とも呼ばれ親しまれてきたお寺です。真言宗御室派の総本山で、平成6年に世界遺産に登録されました。

 

さて、今回から少し連続するであろう京都旅行記ですが、「雪が積もった京都」という特殊な条件での旅行記になりますので、華やかな室内展示物等は期待しないでください、雪で埋め尽くされた旅行記となります。

 

私の旅行記は、あまり詳細までは書きません、実際に皆様が行ったほうが絶対良い体験になりますから、旅行の動機、きっかけになればよい、という程度にお考えください。

 

旅行記の写真はすべてオリジナルです、写真も文章も転載はお断りですよ。

 

ではいきましょう。

 目次

 

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 京都駅に到着後山陰線に乗り換えて花園駅で下車

 

大雪で電車が遅れる中、京都駅に到着しました。うん、そりゃ遅れるね、これじゃあ。大丈夫かよこれ、帰れるかな?

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京都駅の巨大建造物も外から全然美しく見えなかったのでカットです。ここからまた遅れまくっている山陰線に30分くらい待って乗り換え、花園駅から歩いて仁和寺に向かいます。

 

バスを使わずこのルートを選択した理由は、この雪では事故起きてダメになる可能性を考えたのと、駅伝の日だったので渋滞もひどかろうという理由からです。

 

さあ、花園駅に到着です。

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この時はちょっと晴れていますが、この辺から吹雪いたり晴れたりを繰り返します。ここからひたすら北上です。途中、嵐電の踏切を渡ります。

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京都とは思えない雪景色ですね。道路は除雪等されておらず、長靴等でないと歩けません。雪の京都に旅行に行く方は気をつけましょう。

 

 

仁和寺に到着

 

仁王門から、仁和寺に入ります。かっこいい・・・

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車で行く場合は、駐車場が東門付近にあるのでそちらから入場になると思います。拝観受付は、東門にもあります。拝観料は500円です。

 

仁王門をくぐると、雪景色が広がっています!

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これこれ、今回はこれを見に来たんですよ!テンションを上げながら、まずは左手にある宸殿へ。

 

 

宸殿

 

ここには「御室流」の華道の展示や、極彩色の美しい襖絵などがあります。が、今回は「雪だから来た」ので庭を見ます。奥の方は、廊下の雪かきが終わっていないという事で入れませんでしたが・・・

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砂利で波をつけてある(これは「砂紋」と呼んでいいの?)庭は、雪がのっかていますが微かに原型を確認することができました。雪が「地形」を塗りつぶしていく様を眺めるのも、趣があって私は好きです。音もなく積もり、綿帽子をかぶったように角が取れて、すべての凹凸を均すように一様に真っ白に染め上げる雪。景色が優しくなります。

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さて、この宸殿には二つの庭があって、もう一つはいわゆる日本庭園的なものと言えばいいでしょうか。奥に五重塔を望み、池は「季節」の色をその水面に写し出します。ここは紅葉が映えそうですね。雪だってもちろん映えてカッコよかったですよ。

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純潔の白です。ただただ見入っていたくなるような光景です。ただ、じっとしてたら寒いですけど。

 

 

中門をくぐって五重塔へ

 

中門までサクサク進んでいきます。この時、深いところは15cmくらい積雪していました。雪がまた強く降ってきます。中門から振り返ると、雪化粧の仁王門。

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中門をくぐると、右手に休憩所があります。寒いので、ここで缶コーヒーを飲みました。

 

 

五重塔

 

先ほど庭から見た五重塔へ向かいます。近づくとその迫力に驚かされます。空一面の綿を突きぬくようにそびえる塔。

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ここの塔は各層の大きさがそろっていていますね。パンフレットを参考にして、ちょっと構図を変えて写真を撮ってみたりします。

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最後に金堂へ

 

最後に、金堂(仁和寺の本尊、阿弥陀三尊を安置する建物)へ行きます。

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雪をかぶった写真で言うのも変ですが、建築様式がちょっと他の建物と違います。慶長の時代の宮殿建築の特徴を持っているそうですよ。

 

私が建物の中を見せないのは別にじらしているわけではなくて、しつこいですけど「雪の京都」が主題だからです。

 

さあ、こうして仁和寺の観光は終わりました。一面真っ白の境内を歩いて東門から出ます。

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ここから、北東へ向かいます。

 

仁和寺編は以上です。次回は石庭で有名な「龍安寺(りょうあんじ)」編です。

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旅行記の写真に使ってるカメラについては以下の記事で紹介しています。

 

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