ブロブロスキーのブログ

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上司「仕事6割が丁度いい」→私は仕事を3割から1割8分にした。サボってもバレない

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これは最近の話です。期限の1か月前くらいに、とある報告書を上げた後に上司から、「君は頑張り過ぎなんじゃない?“仕事6割”くらいがちょうどいいよ」と言われました。

 

疑り深い私は戸惑いました。どっかの管理職用の啓発書でも読んできたんでしょうか。もしそうなら、どんな本か知りたいですが、それを知るすべはありません。

 

さすがに「なんか本でも読んだんですか?」は失礼過ぎると思ったので言えませんでした。あ、とても優しい、仕事のできる上司ですよ。

 

私は今の職場ではもともと、3割くらいの力で仕事をしていました。だからこの言葉を聞いて、一瞬「6割なんてとんでもない、そんなの身が持たない」って思ったんですよ。

 

でも、上司が言ったのはそういう事じゃなかったですよね、「もっと力抜けよ」と言ってくれたわけですから。しつこいですが、たぶん、なんか本でも読んだんでしょう。

 

バカにしてるんじゃないですよ、こういうこと部下に言える人は優れた上司だと思います。

 

どういう情報源で、どういう人にこれを言うと判断して言ったのかは結局わからなかったわけですが、「出来が悪いからこう言われている」という感じではなかったので「そういっていただけると気持ちが楽になります」と返しておきました。

 

私は仕事できないふりしてたわけじゃないですよ、3割の力で真摯に仕事に取り組んでいました。で、それが頑張り過ぎだと言われたので、試しにそこから4割ほど力を抜いて、1割8分くらいの力で働いてみることにしました。

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目次

 

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どうやって力を抜いたか

これまで、さっさと仕事が終わった時は定時まで誰かの手伝いをしていました。冒頭の話のように、その日だけの仕事じゃないものもたくさんあるので、それも終わったらそこから期限までは下手をすると1日中誰かの手伝いをしていました(基本的に定時までですけどね)。

 

なのでまず、調べ物らしきことをするときに別の事まで調べて、日々の仕事を終えるタイミングを遅くしてみました。別の事とは、まぁ家に帰ってから役立つようなことです(笑)

 

そして1日中誰かの仕事を手伝う日を減らすため、期限がある仕事が仕上がっていなくても、積極的に休みを取ってみました。

 

これはなぜこのタイミングにしたかというと、他人の手伝いを始めてから休むと、「手伝われてる人」のリズムが狂うと思ったからです。

 

この休みを取るといった時、上司がニッコニコだったので、上司が「私の出した物の出来が悪いから、力抜けと言った」わけではない事を確信しました。

 

私の解釈で正しかったんだな、と。

 

 

本気度なんて他人からはわからない

「やる気がない」という残酷な言葉を平気で人にぶつける人がいますが、そんなこと本当に分かって言ってないんですよ。結局は結果だけしか見ていない。

 

「努力は認める」なんて偉そうなこと言う人も、本当に努力したかどうかなんて分かっていません。

 

やさしいカーチャンなら分かる場合もあるでしょうけど。でも、カーチャンは職場にたくさんいたりはしません。

 

プロセスを評価できるのは基本的に自分だけだと思ってください。そして、だからこそ、自分に対しては結果主義にならず、過程を評価してあげてください。

 

過程を評価してもらおうと他人に期待するのは危険です。自分の「姿勢」で他人の言動をコントロールしようという試みですから、よっぽど必死のパッチだとアピールしなければほとんどの場合上手くいきません。期待してるとガッカリします。

 

努力したら報われるんじゃなくて、「努力してるように見える」と、たまに誰かの目に留まることがあるくらいです。

 

 

結局1割8分でよかった

私が1割8分で働いても、職場は回っていました。ブラックでも、ホワイトでもそうですが、職場なんてそんなもんで、誰かが突然いなくなっても数日で平常運転に戻ります。これは私自身がうつ病になって穴をあけたこともあるし、逆もあります。実体験に基づいて言っています。

 

きわめて小さな組織なら、「この人いなくなったらオシマイ」というのはあるかもしれません。でも私は、上から力抜けと言われて力抜いただけですからね。

 

私が力を緩めたことで「今まで私が手伝ってたぶん、誰かが苦労する」なんてまぁ最初の1日くらいです。たぶんそうだったと思います、恨み節も飛んできませんでした。(飛んで来たら、お前は何様なんだと思うだけですけど)

 

こうして回っている間は、私は1割8分の力で働いていけるわけです。上で書いたように、本気度なんて他人からは見抜けないので、私が1割8分で働いていることはバレません。

 

誤解を招くといけないので言っときますが、これは力の入れ方の話であって、勤務「時間」を3割とか1割8分にしたら、絶対怒られるし嫌われるし、解雇されても文句言えませんよ。

 

この、上司の言ったことはとてもいいことです。10割で働いていると、6割の時より普段のパフォーマンスは出るかもしれませんが、職場全体の負荷が上がった時に対応できなくて、結局あなたの評価を下げることにつながります。

 

失敗ばかりに目が行っている人が多い社会ですので、余力はとっておいた方がいいというのは的確な意見なのです。

 

複数個所に「上司が言ったのはそういう意味じぇねぇだろ」、という部分があるのもわかります。私はあえて曲解したわけですが、職場は円満に回っております。